「パーソナル ファイナンス」という言葉をお聞きになったことはあるでしょうか?
「長期的なライフ プラン(生活設計)の視点に立った、個人のファイナンス」という意味の言葉です。
「生活スキルとして最低限身に付けるべき金融リテラシー」、あるいは、
「家計の計画や管理、やりくり(稼ぐ・使う、貯める・増やす、借りる・返す、備える、見直す...)」
と言い換えたほうがわかりやすいかもしれません。
これまで、日本の小・中・高校、大学の多くは、生徒・学生にパーソナル ファイナンスを教えてきませんでした。
社会人になってからも、ほとんどの人はパーソナル ファイナンス研修を受ける機会がなかったと思います。
お金に関する悩みや不安を持ったとき、自分で調べたり勉強したりする時間を取れる方であれば、それなりの手間をかけつつも自分で結論を出すでしょう。
では、調べたり勉強したりする時間を取れない方の場合はどうでしょう?
金融機関や商業施設の「無料」相談コーナーや「無料」セミナー、「中立的に見える」保険ショップを目にして、相談しよう、教えてもらおうと思う方が多いのではないでしょうか。
あるいは、「好感度の高いテレビ コマーシャル」を流す大手金融機関や、「地元」の地銀・信金、「つきあいの長い」保険会社なら、「勧められるとおりにしておけば安心だろう」と考えてしまうのも無理はありません。
しかしながら、予備知識を持たずに彼ら彼女ら(売り手)と無防備に接触すると、売り手の利益が大きい金融商品(その分、買い手が損する金融商品)を勧められることが実際には多いようです(彼ら彼女らも生活のために働いていますので、当然のことです)。
もし、相談する相手が「金融商品の売り手」ではなく、金融商品の販売や仲介から収入を得ない「完全に独立した個人FP」であればどうでしょう?
金融商品の販売や仲介から収入を得ないFPであれば、相談者ご本人様の利益だけが優先された、中立的なサービスを期待できるのではないでしょうか。
「完全に独立した個人FP」を利用することは、
にとって賢明な選択肢のひとつではないか、と私は思います。
ご縁のある方のお役に立てれば幸いです。